ゲルハルド・オルディゲス(Gerhard J Oldiges)
ゲルハルド・オルディゲス Gerhard J Oldiges
1955年ドイツ・アシャッフェンブルク生まれ
1983年Jörg Coura工房に弟子入りする。1984年エアランゲンでRobert Lundbergにリュート製作を習う。1985年Geselle試験に合格。1986年設立されたばかりのLakewood Guitarsリペア部門で働く。1988年スペイン・コルドバにてJ.L.ロマニリョスの製作講座が行われ参加する。(1989年も参加) アントニオ・デ・トーレスについて書いたJ.L.ロマニリョスの本が刊行され衝撃を受ける。Torresの本を是非ドイツ語に訳したいと決め、トビアス・ブラウンと共に翻訳。1989年にドイツ語版が出版された。1989年ドイツのマイスター試験に合格。自分の工房を開き、伝統あるクラシックギターの製作に一本化した。1992年には再びJ.L.ロマニリョス の製作講座に参加、その才能を高く評価され、それ以降彼の製作アシスタントに抜擢される。
『ロマニリョスとの出会いはまさに転機となりました。スペインの歴史的ギター アントニオ・デ・トーレス、ヴィセンテ・アリアス、マヌエル・ラミレスなどの構造にますます興味を惹かれ、偉大な製作家達が作ったギターを研究するきっかけとなりました。またヘルマン・ハウザーⅠ世にも多大なる影響を受け、製作の基盤となっています。』